ウェルカムBaby!家での育児始まる

バアバの子育て

いよいよ自宅での生活が始まる。入院期間はわずか5日、(土曜未明入院で水曜午前中には退院) 

昔と比べて、短い感じがした。あっという間だった気がしました。二人目の出産では、まずまず問題ないが、初めて出産を経験するママは、授乳がうまくいくようになるのは、この日数では大変ではないかと思う。日本はアメリカと比べると、産後割と長く病院にいてオッパイのケアや指導を受け、産後に沐浴指導なども受けながら、赤ちゃんをしっかり看てもらえることが良いと思っていたが、今のママたちは優秀なので、大丈夫なのかもしれない。

さて、いよいよママと赤ちゃんが帰ってきて、ミルク・オッパイの授乳などが始まる。大体3時間おきに、夜昼関係なく起こされ抱きかかえ、授乳。(ゆっくり長い時間の睡眠は無理)そして、母乳の後は必ずといっていいほど、おむつ交換が待っている。母乳の場合でも、新生児のおむつの匂いはたいしてきつくはないが、回数が多くてひっきりなしだから休まらない。 ほおっておけば、必ずと言っていいほど、泣き止まない事態が発生するものだ。母乳はどれ位飲んだかの把握が難しく、楽な反面足りなかったりするとミルクを追加する手間もかかる。そして、タイミング悪く、ぐっすり寝てしまっている時に、胸が張って痛くて仕方なくなるのである。(傷口の痛みが軽くなった後は、乳房のために張った胸の痛み、まだまだ試練は続く)

狭いマンションでの沐浴、昔のように大きなベビーバスを使わないと思う。これこそ、パパの出番慣れてしまえば、どうという事ないが毎日続く。その家により、洗面所・お風呂場、時によっては台所が沐浴場所に変わることもあると思う。(バアバまる子の時代はご近所のベテランお母さんにお世話になったこと、よく母から聞かされたものであった。)

新生児は、まだ動き始めない代わり、簡単に楽をさせてくれない。ママの体もまだ完全に戻っていない状態で24時間労働の過酷な毎日が始まる。でも、何とか出来てしまうのは、苦痛の後の母になった最大の喜びを感じ、自分だけでないパパやその両親、兄弟などとの絆を深めることが出来、皆が無事の誕生に安心し、ほっとして幸せになるのと、しぐさや泣き声がかわいくて、この上ない平和な気持ちにさせてくれる赤ちゃんの魔力なのではないかと思う。

人間は進化し続けているが、この出産・子育てに関しては、限りなく動物的(原始的)で、おむつの進化とかセンサー付きのラックなどはあっても、人の手でなければどうしようもない部分がまだまだ、どうしてもあるのだ。ロボットでは、授乳ややさしいおむつ交換などもできないと思う。

そして、このタイミングで家事も半端なく多くなる。たいして料理などできないのに、ママはおなかが減る。(オッパイにとられてしまうから、) そして、洗い物もおむつが紙にかわったところで半端ないし、上の子がいれば、その育児業務は消えることはないのである。 だから、パパの関わり・役割分担が増えて、いろんな人との協力体制が必要になり、それはそれで、良いチャンス・頼られてうれしい人をお願いし、バアバの出番もあるということで、前向きにとらえるべきであると思う。

バアバまる子は、自分の経験を伝えながら、新しい命と向き合い、お姉ちゃんになった孫とも関わりながら、いろいろお手伝いできることを、大変うれしく、幸せに思っております。