産後3か月、新しい命は人間関係の絆を深め、世界を広げてくれる未来の宝
孫のミイちゃんがうまれ、バアバの私は週2日位、忙しく娘宅を行き来するようになりました。皆が赤ちゃんに会いたいこともあり、独立した子供達とも、会う機会が増えた感じです。 昔、昭和の時代は、大家族で大勢の家族が一つ屋根の下に住むのが多かったのですが、家族とは言え、現在は頻繁に会うのがむしろ珍しい感じになってきています。
私が時々、上の子のナミちゃんの保育園の送り迎えを手伝うと、「いいわね。おばあちゃんが、来てくれて!」と言われるらしい。
私、バアバまる子は小さい時、母の病気の時、母の実家に預けられたことがあります。そして、昭和60年頃、長男の生まれた頃は、末っ子長男である夫の実家、五島列島で高齢になった夫の母と同居したこともあり、居心地もよく、特別なこととは思わなかったのですが、現在では、むしろ珍しいことになりつつあるようです。
それはそれでいいのだし、どれが正解とも言えないのですが、全く夫婦二人だけで、子供を育てようと頑張る若いパパママ達に、むしろ頭が下がります。偉いな!と。 時代はすでに、夫婦二人だけの子育てが普通で、社会もそれを応援する仕組みに変わりつつあるのは時代の流れとして、悪くないと思いますが。
少子高齢化の時代に、貴重な一人の人口が増えた。これはこのことは夫婦二人、そしてファミリーだけの喜びではなく、日本にとって、そして世界の人たちにとっても、ありがたいことなのです。
「子供は、人類皆の宝、次の時代をになう大切な存在である。」産む・産まないは自由。または産めない等のケースもあるわけで、その選択は、本人たちがするべきもの。生き方はそれぞれで、価値観も違うし、どうこう言うべきことではないのだが、生命の誕生は、本当に大きな喜びであり、大きな力を与えてくれるものと思うのです。
こんな風に思うのは、私自身、年を取った証拠かもしれませんが、とにかくうれしいことなのです。・孫・ひ孫(高齢化の時代は普通?)の存在とは本当にすごいものなのです。
7年前、高齢の母は生きていましたが、生命の危機を医者に告げられる位、危ない状態だでした。 医学の進歩もあるのですが、あの母を元気にしたのは、間違いなく、ひ孫のナミちゃんの存在でした。もう一つ、40年前、長男を生んだ時、夫の母は80歳を過ぎていたのですが、孫の誕生を喜び、子守をかって出てくれることで、新たな喜びに出会い元気になりました。
皆を笑顔にする。生きる喜びと元気をくれる。約30年前、私まる子は、託児ボランテイアを経験したことがあるのですが、同じボランテイア仲間の先輩(当時70歳位の年配の方々)が口にしていたことも全く同じだったのです。「子供と触れ合う事で元気をもらえます」とのこと。
さて、我がファミリーは6月・7月はお誕生日のメンバーが多く、合同開催でも集まることを口実にしては誕生会をするのだが、今年は、New Babyのおかげで、特に盛り上がり、大きな喜びを共有することができました。普段なかなか会えそうで会えないことが多い子供の独立後の家族集合、赤ちゃんにはじめて会う、また、久々会うというベビーの叔父・叔母の存在・従妹・じいさん(ジッジ)なども、賑やかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。 誕生日の人よりも、Baby中心、寝ていても大泣きしても、どんなしぐさややんちゃな表情・どれもかわいいし、皆を笑顔にしてくれます。

おむつ交換・ミルクを飲みすぎ吐いて、服を汚されたりと、アキシデントは次々起こるのですが、それすらジョークみたいなお笑い間隔ですべて許される。新しい命は不思議な位の存在観あり。皆を笑顔にし、大きな喜びと幸せな気持ちをプレゼントしてくれました。
また最近、娘は産後は大変だった身体も戻ってきたので、お世話になった産院で開催している産後なんとかエクササイズ・ストレッチとかに、通うようになりました。
朝、上の子を保育園に預けてからばたばたと準備して、大変と思うのですが、ママの表情はマタニティブルーになるどころか明るく楽しそう!
それはそれで、社会もママの活動の後押し、とてもいいこと・ありがたいとだと進化を感じます。赤んぼ連れて、活動できるそういったアクテイビテイなど、もっともっと増えていくことは大切なことで、行政も産後費用の補助だけでなく、ママ達を喜ばせるような素敵な企画を考えて、今までと少し違う協力のしかたを考えていただけたらと思います。
どのような状況でも、子育ては一人だけで抱え込まないこと。本人もいろいろ考え、周りも協力体制をととのえることが出来れば、大変さも軽減され、楽しくなると思うのです。
経済的な問題だけでなく、いろんな視点で、少子化は、社会全体で考えるべき問題です。そして、マナーやエチケットは守りながらも、世間の人々の理解も得られるような、アイデアや意識改革が進んでいくことで、新しい協力体制ができて、新米ママ達が幸せな子育て時間を過ごすことができるようになること、子育てのメリットをアピールすることで、少子高齢化に少しでも歯止めがかかることを願いたいと思うのです。
