もうすぐ生まれる

ウエルカムBabyの予定日間近、準備しながら35年前を思い出す。

あっという間に五月、まだまだ先と思っていた、二人目のママになる娘のお腹もパンパンに膨らみ、「動けない。足がつる。寝ているとき腰が痛い。夜中に目が覚める。」などなど大変。もう胎児は3,200グラムは突破、出てきても心配ない体重ではあるのですが、人間、生れる時も亡くなる時も、自分では決められないし、まだまだ人にはわからない神秘的なものが残っていて、それはそれでよいのでは?とも思います。

私まるこも、35年前に同じ経験をしているのですが、その当時の事を思い出すと、苦痛がどうこうよりも、産後どう過ごしたか、この時はすでに長女長男の後、3回目のお産でしたので、出産そのものにはそれほど心配はせず、その後の子供達のスケジュールや役割分担などを、考えていた記憶があります。

今回は、妊婦の母親として、お姉ちゃんになる孫のバアバとして、無事出産の後、安全安心で思い出に残る楽しい時間を過ごせるよう、娘夫婦と孫たちのため、できることを精いっぱいしようと思っております。具体的に、食事の準備・家事手伝い、保育園送り迎えや、入院後は沐浴手伝いなどでしょうか?

少子高齢社会、女の人の生き方もそれぞれであり、男女が同じように働くためには、出産子育ては人生の一大イベントですが、ここをどう上手に乗り切れるかどうか? 簡単な問題ではなく、日本の将来を考えるためにも、真剣に考え、皆が意識を高く持ち、改善し協力するべき課題でもあるのです。

少子化進む現代は、我々出産の頃の昔と比べ、さすがに前進・改善・良くなっていることも沢山あります。娘から聞いたことを挙げてみると、

①妊婦検診などの充実や補助・費用負担やタクシー券など配布。

②育休・産休への理解や充実度。(それぞれの市町村や、会社により違うと思いますが、)そして、

③企業などのパパたちへの対応、胎児のパパは生まれたら約1か月、産休を取れるそうです。(素晴らしい!)

最近は昭和時代とは異なり、かなり、女性にとって生みやすい環境が整いつつあると思います。子供の医療費の負担額も、我々の頃と違います。私まる子は、約30年前、「おだわらの風、編集ボランティア」というのをやっていたことがありました。

男女参画社会の実現に向けて、意識を啓発するための冊子の編集でした。まだまだ、男は仕事・女は子育ての時代、大手の会社でも、結婚して辞めて寿退社にあこがれる女性も沢山いる時代でもありました。ずっとずっと言われてきたことですが、もはや女は家庭・男は仕事の時代ではなくなったことをつくづく感じ、うらやましくなることも沢山あります。男の人の意識も大切ですが、女性の意識も重要、その頃から、「女性の敵は女性なのでは?」という課題にも直面したものでした。出生率がなかなか上がらないのは、まだまだ現実が厳しいという事で、意識・改善の余地ありなのかもしれません。

娘が産休に入ってから、ナミちゃん(仮称)の保育園の預け時間が短くなりました。ママとの時間を十分楽しみながら、赤ちゃんをかわいがる練習も、保育園の先生との会話の中から感じられます。パパはベビーカーや赤ちゃん用品・赤ちゃん環境の準備を頑張っています。

ママはとにかく、歩く事さえ大変。足の付け根が痛い・痛いと。寝てても腰が痛くて、起きてしまうそうです。 それでも、頑張って、家事・育児の仕事は休みがありません。前かがみや、床の物を取るのもつらい。産休に入ったとは言え、遊べるわけでもなく、やはり子供を産むという事は大変なことなのですよね。陣痛に入る前でも、乗り越えないといけないことがたくさんあるのですよね。

予定日13日・神のみぞ知るその瞬間を楽しみにしております。