模様替え実践記録(ミニ引っ越し)

バアバの模様替え(片付け・断捨離)

快適生活は断捨離兼ねて・模様替え・ミニ引っ越しから

引っ越しは経験したことのある人なら、だれでもタイヘーン!!やりたくない。と思うものです

確かにお金もかかるし、手間もかかる。でも私(まる子)は何回も引っ越し経験を重ね、大変だけど、嫌いではないのです。それこそ、断捨離のチャンスであり、環境を変えた後の新鮮感を何度も味わい、新しい出会いと変化は、元気に生きていくことに、大いなるプラスがあると思うのです。今回は引っ越しではなく、同じ住居内の家具の移動(模様替え)ですが、粗大ごみを処分し、部屋の機能を考え、一番大きな家具の移動で、ちょっとしたミニ引っ越し・断捨離・終活整理の練習となりました。

1.段取り

大きな家具を動かすとなると、まず中身の整理・梱包、いるかいらないかの選定など、業者を頼み見積もり出す前にじっくり考えながら、準備が必要です。ごみ捨て(粗大ごみ含む)・整理・梱包・移動・もう一度整理・片付け・掃除(ごみ捨て) 大変だけど、これをやっておけば、どんな大掃除をするより、終わった後すっきり新しい世界が広がります。

2年半前に、現在の所へ引っ越したものの、前に住んでいたのが、娘夫婦。良かれと思っておいていってくれた家具と以前の住まいから持ってきた我々の家具との配置が非常に合理的でないことに気づき、何とかしなければと思いながら、その不便さに耐えた2年以上、思い切って大きな家具の配置を変え・模様変えをすることにしました。(1月中旬~2月初め) マンションは、よほどの金持ちでない限り、狭い空間をどう生かすかの知恵比べで、住みよい・住みにくいが決まると思います。

2.優先順位、人の動きを考え、しかるべきところにしかるべきものがあるのかどうかを考えましょう。そして、ほとんど使ってないもの・頻度の少ないものが、でんと大事な空間を邪魔しているものを整理する(処分含む)覚悟を決めましょう。 今まで、捨ててきて後悔したことはありません。もし捨てなければよかったものがあったとしても、家財・家具などはすぐになんとかなります。思い切って捨てる決意をすることの方が大事です。

洋服にしろ、何にしろ、捨てると今まで、埋没資産としてしまい込んでいたものが案外良かったり、新しい気づきがあったり、いいものをみつけ、得した気持ちになったりします。まず、不用品を捨てるところから、そして、家族の時間調整や協力が難しい場合など、やはり大きなものの移動は、模様替えであっても、多少お金かかっても業者に頼んだ方がスムーズにいくと思います。

今回捨てたもの、セミダブルベッド・役に立たなくなった窓用のエアコン・ベランダに置いておいた籐家具の椅子と折り畳みのできない和テーブル・メタルラックの棚、ベランダに置いてあったとして、処分することで、別の物が置ける空間が出来、大きかったと思いました。

いくつかのごみ処分の見積もり業者の中から、サービス・日程・費用などを検討して決めました。

思ったより、スムーズに、さすがプロという感じでした。公の粗大ごみにタイミングよく出せるものは、一番安い方法で出せますが、実際、大きいものや、特殊なものはプロにお願いし、正解でした。

3.次の準備は? とにかく部屋中、メジャーをもって動き回り、どこに何を移す。と決めて、小さい棚などは、自分でもスペースあれば、動かしたりしましたが、大きなカリモクの食器棚を移動させるためには、中身を全部出しお願いすることになり、コツコツと梱包・荷作り・収納スペースの整理を頑張りました。

フルタイムで働いていた時は時間もなく、いろいろアイデアも浮かばなかったものですが、また、週の内半分以上、実家にいた時も、まる子はそれどころではなったのですが、やっとそのタイミングが来たのです。段ボール箱をあれこれ確保し、生活スタイル変えるチャンスでもあるととらえ、楽しみながら、作業を何日かかけて進めました。 

そして、いよいよ大きな家具を動かす当日、業者の方はとても親切でした。

そして、改めて気づいた事、引っ越しの大変さは、大きな家具を運ぶことですが、プロのノウハウで準備出来てれば、又空間的無理がなければすぐ終わります。一番大変なのは、そこでの片付け・整理・決断です。時間のかかることもあります。 もちろん何もせず、そのままで模様替えも引っ越しなどせずにすむならば、それはそれでいいのですが、家・住まいというものはその時その時で、少なくとも、10年たてば、いろんな事が変わります。 特に、子供の成長は早く一段落したら、親の介護、転勤族と言われる方でなくとも、快適な住まいとは、家族が別居する時期が来たり、子供が生まれ人口が増えたり、合理的空間というものは変わるものであるという事を常に考えておくべきだと思うのです。

フルタイムで仕事しているとき、まる子の活動空間は家の中にはなかったこともありました。寝ること・お風呂に入ること・着替える事、もちろん食事・約25年以上つづいた弁当作りのためのキッチンはありましたが、子供達が独立し、5人で住んでいたマンションが現在は夫と2人に、(もちろん、以前と別の住まいですが、)そして、実家は老親2人で住んでいた空間をリフォームして、介護者も一緒の3人以上快適に住める空間にリフォーム、その後約3年もたたないうちに、現在は空き家状態に(今回はこちらは関係なかったです、ごめんなさい。)

整理していて、捨てられないのは、思い出の品。アルバム・写真など。食器も使わないものもあるけど、捨てるわけにはいかないものも多少あり。九州の田舎から持ってきたものもかなりありましたが、引っ越しを重ねて残っているものはかなり厳選されていました。

これからの生活に役立ちそうなものを優先し、しまうもの・出すもの・飾るものいろいろ考えました。

そして、当日大きな家具の移動は約1時間位でした。(あっという間!) その後、掃除・ゴミ捨て、ほこりだらけになりながらでも、整理・整理・ゴミ捨てのくり返し、自分のものですから、そんなにいやではないものの、忍耐力・集中力の勝負でした。

とにかく、住みやすくなりました。リビングの電子ピアノがぎりぎり狭い洋間の個室(まる子部屋)に入り、良かった! また、練習しようという気持ちになりました。

カリモク家具の前にあったソファベットも本来の機能を発揮し、ゆっくり寝ることもできるようになりましたし、カリモク棚の下半分の隠れた収納スペースが生きかえって、収納力・機能性が復活、見違えるようになりました。電子ピアノがリビングから移動したことで、リビングがすごく広く感じ、子供や孫が来ても一緒にちょっとした宴会が出来そうな位広い感じになりました。

こんな、実践記録は、他の方にはたいして役に立たないかもしれませんが、その時その時を大切に生きるため(生活を充実させるためにも)、思い切って、できる範囲でいいので住まいを住みやすくする工夫をすることは誰にとっても大切なことではないのでしょうか? 少しでも参考になればうれしいです。最後にビフォーアフターの写真を張り付けておきます。