バアバまるこの墓参り(まるこ母の一周忌)
2月は、寒い季節ですが、昨年母が亡くなったこともあり、どんな大寒波が来ようとも、命日(前)には必ず墓参りをしたいと思っておりました。妹や子供達との日程調整難しく、結局2回に分けて富士霊園に行きました。
1回目の2月1日(土)は子供と孫・娘婿たちと一緒にワゴン車で、そして、2回目は母の命日(2月22日)に妹とロマンスカーで、母の墓前に手を合わせ、お花と線香を手向けることができました。「お母さん、皆大きく立派になったでしょ、お父さんも、容態落ち着き頑張っていますよ。ありがとう。」仏さまになったお母さんは、もはや天国から見守ってくれる人となりました。
不思議なことに、仏様はもはや神様に近い存在です。
認知症から約7~8年、自宅介護の日を含めて、楽しい思い出ばかりではなかったのですが、思い出すのは、子や孫たちとの楽しい集まりの日の喜んだ母の顔・幼少期の思い出話を一生懸命話す母のしっかりした声・いろいろあっても必ず最後に、「ありがとう」と言ってベッドに落ち着く母の寝顔、いろんな人に助けられて乗り切った自宅介護でしたが、最期は都内のグループホームで、本当に素晴らしいスタッフの方々に見守られ、子供(妹と私)・オンラインで海外の孫たちにも看取られながら、苦しむことなく旅立った母のやすらかな最高にきれいな死に顔(こんな風に思うのはおかしいのですが)でした。
1回目は、皆、お墓参りを済ませてからのアウトレットモールでの買い物や、御殿場での食事などの楽しみもあり、それぞれ満喫いたしました。
2回目妹と行った時は、不思議な事がおきました。お天気もちょっと曇りがちで、この日(2/22)、箱根や山沿いの地域は雪がちらつき大寒波の影響を受けるかもとのこと。どんな寒かろうと絶対行くと決めたこの日、防寒体制はしっかり整え出発したのですが、案外いい日で助かりました。 そして、真正面に見える富士山も雲に隠れていたのですが、私たちが母のお墓の前に来たちょうどその時、雲が切れすごくきれいな富士山を見ることが出来たのです。青空を背景に立派に雪の冠を被った富士山はホント美しかったです。
妹と「不思議だね。お母さんの力かな?来てくれてありがとう!うれしいよ!」と言ってくれている感じだね。と感激いたしました。
今の時代、生き方が多様化し、家族の在り方なども大きく変わり、子育て・介護の問題だけでなく、お墓や法事の在り方もいろいろで良いと思います。 ただし次は私の番?(バアバまるこ、現在68歳)は無事に、母の一周忌として、楽しい墓参りが出来た事を嬉しく思いほっといたしました。